生名島

 生名島はしまなみ海道から少し外れてしまいましたが、愛媛県側からのアクセスは良くなりました。
因島市土庄港から村営フェリーで15分から20分おきに一便の頻度で所要時間5分、生名村立石に着く港から右に約300メートル行った所に三秀園という所が在りメンヒルは園内に鎮座している。


生名島立石山遠景
生名島北端にあり、まるでピラミットのようなきれいな円錐形をしている。


立石山麓より撮影
白丸内は中腹の祠様組み石、

北緯 34度 16分 37.6秒
東経 133度 10分 42.6秒

入り口には掲示板が立っていて、この奥にメンヒルがある。
御神体として奉られているようで締縄が掛けられ、
横には社が建てられている。
この奥に頂上に通じる登山道がある。


立石メンヒル

北緯 34度 16分 40.1秒
東経 133度 10分 36.7秒


山の中腹には、巨石数個で出来た祠様の石組みがある。
間口約1.5メートル、奥行き約2メートル中には仏像が奉られている。


この上にも数個の巨石で出来たひとまわり大きい祠様の石組みがある。


ここから少し登った所に枝道がありその道の突き当たりに、鏡石と思える巨石がある。
北緯 34度 16分 42.5秒
東経 133度 10分 35.2秒



巨石の遠景
この位置で見ると鏡石のように見える。



正面から見たところ
表面は平らであるが中央にまっすぐな一本の亀裂が走っている。

これは、麓のメンヒルと対を
なす陰陽石信仰と思われる。


北緯 34度 16分 39.7秒
東経 133度 10分 32.7秒

山頂に近付くといきなり視界が開け眼前に巨石が姿を現してくる。


巨石は環状に頂上を覆う形で配置されている。



山頂部分の南端に展望台が建てられている。

展望台は木造でかなり老朽化している。

遊歩道は山の西麓のサウンド波間田まで続いている。







ガール石


島の南側にはガール石と呼ばれる石が在ります。

北緯 34度 15分 25.6秒
東経 133度 10分 31.9秒
ガール石前



戦後割られたといわれる石で、石の中央には割ったときの穴が2箇所残っている。
蛙石の名前の通り蛙の形をしていたのであろうか。
説明はこちら
ガール石上部



後ろ側はなだらかに傾斜している。





上島町の公式サイト